「レーシック?ICL?」強度近視の私が本気で調べた費用・保険・老後のメリット/デメリット

レーシックとICLの費用相場や老後の目の健康リスクを比較するイメージ画像 暮らし・ライフプラン
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40代、近視の「このままでいいのか問題」に向き合ってみた

我が家は共働きで、私自身がかなりの近視(メガネなしだとほぼ何も見えないレベル)です。40代に入ってから、老眼の気配も出てきて、「メガネ+老眼鏡」の二重生活が地味にストレスになってきました。

そんな中で改めて気になり始めたのが、レーシックやICL(眼内コンタクトレンズ)といった視力矯正手術です。ただ、「今さら手術って実際どうなの?」「歳を重ねてから後悔しない?」という不安もあり、費用相場・健康保険の扱い・老後まで見据えたメリット/デメリットを、私なりに調べてみました。

同じように悩んでいる40代の方の参考になればうれしいです。

レーシックとICL、そもそも何が違うの?

私が最初に整理したのは、この2つの違いです。

  • レーシック:角膜の表面をレーザーで削り、光の屈折を調整して近視を矯正する方法とされています。1990年代から世界的に広く行われている手術で、症例数の多さは安心材料の一つといえそうです。
  • ICL(眼内コンタクトレンズ):角膜を削らず、目の中(虹彩と水晶体の間あたり)に小さな眼内レンズを挿入して視力を矯正する方法とされています。角膜が薄い方や、レーシックでは対応が難しいとされる強度近視の方でも選択肢になりやすいのが特徴のようです。

私のように近視が強めの場合、レーシックだと適応外になるケースがあるため、ICLも合わせて検討する方が多いようです。

気になる費用相場(2026年時点)

私が複数のクリニック情報を横断的に確認した限りでは、費用感はおおよそ次のようになっているようです。

  • レーシック:両眼で20万円〜40万円程度が目安とされています。クリニックによっては両眼18万円台からのプランや、術式のグレードによって両眼35万円以上になるオーダーメイドプランもあるようです。
  • ICL:両眼で40万円〜80万円程度と、レーシックよりも高額になる傾向とされています。乱視用レンズや強度近視用オプションが追加されると、さらに費用がかさむケースもあるようです。

いずれも金額の幅がかなり大きいため、「相場だけ見て決める」のではなく、複数院で無料の適応検査・カウンセリングを受けたうえで比較するのが基本のようです。

健康保険は使える?医療費控除は?

私が一番気になっていたのがここです。結論から言うと、レーシックもICLも公的な健康保険(社会保険・国民健康保険)は適用されない自由診療とされています。したがって、高額療養費制度の対象にもならないようです。

一方で、確定申告での医療費控除の対象にはなるとされています。1年間に支払った医療費の合計が一定額を超えた場合に、確定申告をすることで所得税の一部が還付される制度です。手術を受ける際の領収書は、医療費控除の申請のために必ず保管しておいた方がよさそうです。

また、生命保険の手術給付金については、基本的には対象外とされていますが、保険会社や加入時期の条件によっては対象になることもあるようなので、気になる方は自分が加入している保険会社に個別に確認するのが確実だと感じました。

そもそも「白内障」ってどんな病気?老後になりやすい目の病気もまとめてチェック

前の章で「白内障」という言葉が出てきましたが、私自身、正直「名前は知っているけど、実際どんな病気かはよくわかっていない」状態でした。同じように感じた方もいるかもしれないので、白内障の基本と、あわせて老後になりやすいとされる目の病気も簡単に整理しておきます。

白内障とは

白内障とは、目の中でカメラのレンズのような役割を果たしている「水晶体」が、加齢などをきっかけに白く濁ってしまう病気とされています。水晶体が濁ることで光がうまく網膜まで届かなくなり、「視界全体がかすむ・ぼやける」「光をまぶしく感じる」「夜間に見えにくい」といった症状が出やすいといわれています。

早い方だと40代から始まり、80代になるとほとんどの人に何らかの白内障の症状が見られるとされるほど、加齢に伴ってとても多くの人がなる病気のようです。老眼と症状が似ている部分もあり、自分では気づきにくいケースもあるといわれています。

一方で、白内障は手術(濁った水晶体を人工の眼内レンズに入れ替える治療)によって視力の回復が見込みやすい病気ともされており、日帰りで受けられるケースも多いようです。「白内障=怖い病気」というより、「歳を重ねれば誰にでも起こりうる、対処法が確立された病気」と捉えるとイメージが変わるかもしれません。

あわせて知っておきたい、老後になりやすい目の病気

白内障以外にも、40代以降に注意しておきたいとされる目の病気がいくつかあるようなので、私が調べた範囲で簡単にまとめておきます。

  • 緑内障:視神経がダメージを受け、視野(見える範囲)がゆっくりと欠けていく病気とされています。厄介なのは、初期にはほとんど自覚症状がなく、視力検査だけでは発見しにくいとされている点です。放置すると視野の欠損が進み、失明につながるおそれもあるため、40代以降は定期的な眼科検診で見つけることが大切だといわれています。
  • 加齢黄斑変性:網膜の中心部分にある「黄斑」という場所が、加齢によってダメージを受ける病気とされています。視界の中心がぼやけたり、ものが歪んで見えたりするのが特徴のようで、60歳以上や喫煙者に多いとされています。
  • 網膜剥離:網膜が眼球の壁から剥がれてしまう病気で、加齢に加えて強度近視の方もリスク要因の一つとされています。私のように近視が強い場合は、特に気に留めておいた方がよさそうな病気です。放置すると視力低下や失明につながる可能性があるため、視界の異常(急な視野の欠け・飛び蚊症の急増など)を感じたら早めの受診がすすめられています。

こうして見てみると、白内障はむしろ「対処法が確立されている方」の病気で、緑内障や網膜剥離のように自覚症状が出にくいまま進行するタイプの病気の方が、実は注意が必要なのかもしれないと私は感じました。いずれにしても、年に一度は眼科で眼底検査を受けておくと安心につながりそうです。

老後まで見据えたメリット・デメリット

ここが私的には一番知りたかったポイントです。40代で手術を受けるとして、老人になってからどうなるのか、調べてわかったことをまとめます。

メリットと感じた点

  • 裸眼で過ごせる期間が長くなる:メガネ・コンタクトの手間や紛失・破損のストレスから解放される点は、日常生活の質という意味で大きいと感じました。
  • ICLはレンズを取り出せば元の状態に戻せる可逆性がある:将来、白内障や緑内障などの治療が必要になった場合でも、レンズを抜去したうえで別の治療に進む選択肢を残せるとされています。
  • 強度近視の場合、近視の戻り(後戻り)がICLの方が起きにくいという報告もあるとされ、長期的な見え方の安定という点では安心材料になりそうです。

デメリット・注意点と感じた点

  • 老眼(調節力の低下)そのものは、レーシックやICLでは治せないとされています。近視は矯正できても、40代以降に近くが見えにくくなる老眼は別の現象なので、「手術をすれば老眼にもならない」というわけではない点は誤解しやすいところだと感じました。
  • ICLは目の中に異物を入れる手術のため、ごく稀に水晶体に影響が及び、白内障のリスクにつながる可能性があるとされています。特に近視が強い方は、加齢に伴う白内障がやや早く出やすい傾向があるともいわれています。
  • 将来的に白内障手術(多焦点眼内レンズなど)を受ける可能性を考えると、ICLは比較的将来の治療との相性が良い一方、レーシックは角膜を削っているため、将来の眼内レンズの度数計算がやや複雑になるケースがあるようです。
  • 手術である以上、感染症や炎症、眼圧上昇といった合併症のリスクはゼロではないとされ、術後の定期検診をどこまで無料でカバーしてくれるかは、クリニック選びの重要なポイントになりそうです。

私としては、「一生モノの目の手術だからこそ、老後の白内障治療との相性まで含めて考えた方がよさそう」というのが率直な感想でした。

クリニックはどう選ぶ?(特定の一院を推すものではありません)

視力矯正手術を扱うクリニックはいくつもありますが、私が調べた範囲で、判断材料になりそうな観点を整理してみます。特定のクリニックを断定的におすすめするものではなく、あくまで比較の視点として参考にしていただければと思います。

  • 症例数・実績:手術件数が多いクリニックほど、様々な目の状態への対応ノウハウが蓄積されている傾向があるようです。
  • 保証制度の有無・期間:術後の見え方に納得できない場合の再手術保証や、レンズ交換・抜去費用が保証に含まれるかは、クリニックによって差があるようです。
  • アフターケアの範囲:術後3年間の定期検診が費用に含まれているか、追加費用が発生するかも要チェックポイントとされています。
  • 拠点の多さ・通いやすさ:術後の定期検診が数回発生するため、無理なく通える立地かどうかも意外と重要な視点だと感じました。
  • 分割払い・キャンペーンの有無:金利0%の分割払いや、期間限定の割引キャンペーンを行っているクリニックもあるようなので、費用面で無理のない支払い方法があるかも確認材料になりそうです。

実際に検討する際は、1院だけで決めず、複数のクリニックで無料の適応検査・カウンセリングを受けたうえで、費用・保証・通いやすさを比較するのが私的にはよさそうだと感じています。

私の結論(現時点での気持ち)

今回いろいろ調べてみて、私としては「老眼とは別問題であること」「老後の白内障治療との相性まで考えるとICLの可逆性は魅力的」という点が特に印象に残りました。とはいえ、実際に手術を受けるかどうかは、まず適応検査を受けてから改めて考えようと思っています。

同じように近視やメガネ・コンタクト生活に悩んでいる40代の方の、判断材料の一つになれば幸いです。

【本記事についてのお断り】
本記事は、私が実際にレーシック・ICL(眼内コンタクトレンズ)について調べた内容を、家計と暮らしの視点からまとめたものです。医療行為そのものの適否や安全性については専門的な判断が必要なため、実際の手術検討にあたっては眼科専門医の診察・適応検査を必ず受けていただき、最終的な判断は医師とご相談のうえ行ってください。費用や制度は変更される可能性がありますので、最新情報は各医療機関の公式サイトでご確認ください。

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